「AGA治療薬が妊娠に悪影響を与える」と聞いたことはありませんか?
SNS上では、
- やめた方がいい
- 特に問題ない
- 障害をもった子どもが生れやすくなるリスクがある
など、情報がバラバラで、かえって不安が大きくなります。
この記事では、妊活における精子の基礎知識から、フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルがそれぞれどう考えられているのかを、できるだけわかりやすく整理します。
【結論】
- AGA薬で問題になるのは「生まれてくる子どもへの影響」ではなく妊娠しやすさの確率
- フィナステリド・デュタステリドは精子に影響する可能性があり、特にデュタステリドは影響力が大きい
- ミノキシジルは妊活への影響が少ない(使用して問題ない)と考えられている
「不安だから全部やめる」でも、「何も考えず続ける」でもなく、
仕組みを知った上で判断することが大切です。
妊活では「精子の状態」がかなり重要
妊活というと女性側の問題と思われがちですが、
不妊原因の約半分は男性側とも言われています。
男性側で重要なのは、精子の次の3つです。
- 数
- 動き(運動率)
- 質
精子の状態が悪いと、何が起きる?
精子の数が少ないと
- 卵子にたどり着く確率が下がる
- 妊娠までに時間がかかりやすくなる
精子の動きが悪いと
精子は、卵子まで自力で泳ぐ必要があります。
- 途中で止まり、卵子まで届かない
つまり、「数はいても意味がない精子」が増えてしまいます。
精子の質が悪いと
質が悪い精子でも、受精自体は起こることがあります。
ただし、
- 受精卵がうまく育たない
- 着床しない
- 妊娠初期で終わる
といったケースが増えやすくなります。
「子どもへの影響」はあるのか?
ここは、安心してほしいポイントです。
無事に妊娠・出産まで進んだ場合、
精子の質が原因で子どもに問題が出るという明確な証拠は、現時点ではほとんどありません。
多くの場合、
大きな問題がある精子 → 妊娠まで進まない
つまり、問題になるのは生まれた後ではなく、妊娠までの過程です。
AGA治療薬が精子に与える影響
妊活における精子状態の話が長くなりましたが、ここからが本題です!
AGA治療薬には「男性ホルモンの一部を抑える」作用があるものがあります。
このホルモンは
- 薄毛(AGA)の原因
- 同時に、精子を作る環境にも関係しています
そのため、
- 精子の数
- 動き
- 質
に影響する可能性がゼロとは言い切れないという扱いになります。
AGA治療薬は大きく分けて3種類あるので、個別に詳しく見ていきましょう。
フィナステリド
どんな薬?
- AGAを進行させる男性ホルモン(DHT)を抑える薬=AGAの進行を止める薬
妊活との関係
- 男性ホルモンに影響を与えるので、精子の数や動きに影響する可能性はゼロではない
- 影響は正常範囲内であることが多い
どう考える?
- 妊活しながら継続する人もいる
- 不安なら一時中止という選択肢も
デュタステリド
どんな薬?
- AGAを進行させる男性ホルモン(DHT)をフィナステリドより強力に抑える薬=AGAの進行をより強力に止める薬
妊活との関係
- 男性ホルモンをより強力に抑制するので、精子の数や動きの低下がフィナステリドより起こりやすい
- 体内に残る期間が異常に長く、完全に体から抜けるまで、約6か月かかるので、薬をやめても影響が残ります。
- デュタステリドは精液中にも微量移行します。ただし、男性側の服用で胎児に影響が出たという確定データはないです。
どう考える?
- 妊活という“確率を最大化したい時期”に妊娠の確立を下げる可能性がある薬を使う必要があるのか
- 妊娠初期の女性が、極力リスクを避けたい時期に、不安要素を残す必要があるのか
上記2点から考えると、
- 妊活中は無理に使用せず、一旦使用を中止する
- どうしてもAGAの進行を止めたい場合はフィナステリドに変える
という選択肢が現実的になるかと思います。
ミノキシジル(外用・内服)
どんな薬?
- 血流を改善して発毛を促す
- 男性ホルモンには直接作用しない
妊活との関係
- 男性側の使用で妊活に悪影響が出た報告はほぼない
どう考える?
上記の通り、妊活には影響しないと言えるので、今まで通り使用して問題ないです。
ただし、AGAの進行を止める効果はないので、完全なAGA対策にはなりません。
それでも血流を改善して今ある毛を太く・長く保ちやすくするので、結果として「見た目の薄毛」を改善する効果は出るし、フィナステリドやデュタステリドの治療を再開した時に大きな差が出ます。
AGA治療中のリスクとは妊娠の「確率」のこと
大事なので、もう一度まとめます。
AGA薬を飲んでいる→ 子どもに異常が出るではありません。
問題にされているのは、
- 妊娠しにくくなるかもしれない
- 妊娠までに時間がかかるかもしれない
という確率の話です。
上手く妊活が進まないと、身体的にも精神的にも負担がかかり、夫婦仲が悪くなることもあります。
だから妊活では、「不要なリスクは、できるだけ減らそう」という判断が取られることが多いです。
まとめ
- 妊活では精子の「数・動き・質」が重要
- フィナステリド、デュタステリドは精子に影響する可能性がある
- 特にデュタステリドは慎重に考えたい
- ミノキシジルは影響が少ない
- 不安なら、医師に相談して使用する薬を調整すればいい
【AGA治療を検討中、もしくは治療中の方へ】
「医師に相談する」これが一番大切です。自分で判断せずに、プロに相談しましょう!
クリニックを利用し、治療をすれば、
- 妊活を考慮した薬の選び方
- フィナステリド、デュタステリドの使い分け
- 一時中止や切り替えの相談
などの相談を医師にすることができます!
妊活も見据えてAGA治療を始めたい人は、
まずはクリニックで無料カウンセリングで相談するのが一番早いです。
とくにおすすめなのがオンラインAGAクリニックの「レバクリです」!
「フィナステリド内服薬」+「ミノキシジル内服薬」が月額1,650円で購入できるので、子どもが生れると何かと費用が掛かりますが、お財布にも優しく続けられます!
